【ソードアート・オンライン10巻感想】AWとのリンクがやばい

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待ちにまっていたSAOの10巻。読んでる途中に涙が出てくるくらい面白かった。面白すぎた。

10巻はAWとのリンクがトンでもない事になっているので、AW未読の人は、先にAWをせめて4巻まで・・・・・・できれば9巻まで読んでから、SAOの10巻を読んだ方が楽しめると思う。たぶん、読書中の興奮度が軽く3倍程度にはなる、間違いない。是非、騙されたと思ってAWの方を先に読んでほしい。

《以下ネタバレ有り。注意》

 ところで、アスナが「ボスモンスターを村内に引き込んで」って言ってたけど、SAOのボスってボス部屋から出ないんじゃなかったっけ?


・25ページの挿絵

 白い背景が後光のようで、キリトさんが神様みたいに見えたのでとりあえず笑っておいた。女性陣キリト大好きだなあ・・・・・・。シノンも順調にデレて来てるなあ。


・キリトの現状

 これが説明されたのは結構驚いた。てっきり物語の最後まで明かされないものだと思ってたからなあ。「フラクトライトを賦活させれば脳細胞がよみがえる」理論は正直よく分からんけど、まあ、キリトがああなった理由としては普通に納得できるものでした。・・・・・・でもこれだと、ラースの職員も一緒にダイブしてキリトに事情を伝えない理由が分からんので、まだ何か他に目的があるんじゃないかなあ。一番考えられるのは「せっかく治療してるんだし、その間に彼をアンダーワールドで自由に動かさせて実験しようぜ」って言う、予想しがいのない普通の理由だけど。


・観察者さん

 感情がない使い魔・・・・・・要するにインキュベーターってことか。(違う)

 こういう、世界のシステムを知っている人(?)の視点から見ることによって、世界システムを読者に説明する、という手法はすごく面白いなあと思いました(アニメ化するのは大変そうだけど)。

 それに加えて、この観察者さんのキャラはすごく良かった。過保護! 超過保護! 「これっきり」とか何とか言いつつ、普通にこれっきりになってない辺りがすごく面白かった。観察者さんは、「しょうがないな~」といいつつなんだかんだでお世話するのが大好きな幼馴染みたいなキャラクターだなあ、と。あるいは、「お母さん」って言う方がしっくり来るのかな? とにかく母性に溢れてるキャラクターだと思う。

 というか、アレだね。お花のシーンは本当に良い仕事をしてくれたと思うけど、キリトが「何度か聞こえた不思議な声」とか言ってるって事は、普通に旅をしている最中も助言めいたことをしまくってたのか・・・・・・。普通に介入しまくってんじゃねえかよ! こいつ、さては「姿を見せなきゃギリギリ介入したことにはならない」とか何とか言い訳して欲望のまま介入しまくってやがったな! 過保護! 超過保護!

(7・17追記)……と、思ってたんだけど、先日「観測者と助言者は別人ですよ。」と管理人宛コメントに届いて、「え!?」と思って読みなおしてみると確かに別人だった。剣術大会前に助言してない観察者さんが、旅の途中に助言したとは考えられないからな。なんてこった。……というわけで、助言の主は観察者さんのマスターだと(勝手に)解釈して、(これまた勝手に)使い魔が過保護ならマスターも過保護なんだなあ……と思うことにしました。

 最初にも書いたけど、なんか、このキャラすごく良いわ・・・・・・。今みたいに時々キリトの頭の上でちょっかい出してるのも悪くないんだけど(その時の観察者さんの気持ちを考えるとすごくニヤニヤ出来る)もっと活躍してほしいなあ。キリトと観察者さんが話す(というか観察者さんがキリトを叱る)場面とかすごく見てみたいわー。


・ロニエとティーゼ

 AWに書かれていた予告で、「登場!」というからどんなキャラなんだろうと楽しみに待っていたら、表紙に見たことの無い女性が出ていて「? あれ? 新キャラの一人ってこんな外見だったっけ」と首を捻って読んでいったら、まさかの別キャラ。「予告のキャラは?」と思ってたら、まさかの最後にほんの少し登場するだけという・・・・・・。これは登場するなんていわない、絶対にだ。

 
・SAO予告

 巻末のアクセル・ワールド予告の下のところに「今度のSAOは《アインクラッド》を一階層から描いていく《プログレッシブ》編」とか何とか書いてあるけど、アリシゼーションは一体どこに行っちまったんだろう? まさかの途中放棄? 投げ出し??

 ・・・・・・うぅむ・・・・・・これは割とガチで謎だ。あとがきには「11巻はアリシゼーション3弾!」と書いてある。予告には「プログレッシブ編」と書いてある。・・・・・・俺は、一体どっちを信じれば?

①予告の方がミス。11巻に入れる内容を間違って10巻に入れてしまった(問題点:予告にはしっかり11巻とか書いてある。)

②あとがきの方がミス。あとがきは5月執筆なので、その後に予定が変わったにもかかわらず、あとがきが書き直されずそのまま載った(問題点:1シリーズを終了させずに次のシリーズに行くなんてことがあるのか?)

・・・・・・「投げ出し??」とか書いたけど、さすがに投げ出すことはないだろう。②が正解だとすると、アリシゼーションの執筆が思うように進まなくて、先に「プログレッシブ」を入れたってところか? ①ならまあ、あまり問題はないな。

 何はともあれ、たぶん、来月のアクセル・ワールド巻末orあとがきで言及されるだろう。個人的にはこんな終わり方されて次にアリシゼーションが読めないのはつらいから、①であってほしいなあ・・・・・・。 


※これより下は『アクセル・ワールド』の「設定」に関するネタバレがあります。本編の流れに関するネタバレはありませんが、2巻(アニメAWの1クール分)では登場していない単語等が出てきますので、それによって間接的に本編の流れに関するネタバレになってしまう可能性はあります。それに加え、アクセルワールド未読の方はついていけないような感想になってます。それでもいいという方は下にお進みください。


・とりあえず

 インカーネイトシステムキター!!

 アンダーワールド内の場面になってから、「インカーネイトシステムだ!」「心意だ! まさかの心意だ!」とかそんな感じで大興奮してた。「イマジネーション回路によるメインビジュアライザーのオーバーライド現象や!」とか叫びまくってた。もうね、ヤバいの何の。お花が光ったところなんかでも「オーバーレイ! オーバーレイじゃないか!」ともう大興奮。アクセル・ワールド読んでてよかったー。

 しかし、アクセル・ワールドのバーストリンカーのほとんどが気づかない心意システムに、何のレクチャーもなしでたどり着いたキリトさんが凄すぎる。早速「射程距離拡張」の心意技を(ロジックを理解してないとはいえ)使ってしまうし・・・・・・。この人がブレインバーストやったら本当に恐ろしいことになりそうだな・・・・・・。

 で、この世界に心意システムがあるとするならば、9巻で子供時代のキリトを吹き飛ばした整合騎士のアレは心意技ってことだろうか? そうなると、これから後に心意の修行とかしたりするんだろうか? うわー胸熱だなあ。


 ところで、俺はキリトさんの花が殺されたときに、「キリトさんまさかの闇の心意獲得!?」と思ってめっちゃびくびくしたんだけど、そんなことはなくて安心した。観察者さんは本当に良い仕事してくれたなあ。


・プロジェクト・アリシゼーションとAW

 アクセル・ワールドで黒雪姫の目標になっている「ブレイン・バースト創造の理由」は、今回のSAOでだいぶ予想がつくようになったなあ。・・・・・・AWの最終目標であろうそれを予想できる状況は、果たしてよいのか悪いのか・・・・・・(とか何とか言っといて予想が外れていたら大爆笑ものだが)

 この巻を見る限り、おそらく「ブレインバースト」の創造理由は「加速中の記憶を外部メモリに入れておいて、自在に取り出せるようにする実験」じゃないかなあ。そう考えると結構辻褄が合うし。国主導で行っている実験だとしたら、ソーシャル・カメラにハッキングすることもできるだろうしね。リンがニューロリンカーをはずして自分の物に変えると、加速世界の記憶がなくなるのもそこら辺が原因ということになるんだろう。


・アクセル・ワールド予告(AW11巻のネタバレ含みます! 注意!)

 かのアバタ―はここで登場するのか・・・・・・。しかし煽り文が! 煽り文が! 思わずぺろぺろしたくなるっておま! なんかいろいろ間違った方面に進んでいる感が! ああいう煽り文って、担当さんが考えているって話を以前どっかで聞いたことがあるような気がするんですが、もしそれが本当なら、担当さんはこの物語を一体どういう方向に進ませようとしているんだろうか? 謎だ。

 ・・・・・・予告を見た感じで思ったのは、12巻でメタトロン大先生まで行きそうにないなー、ってことです。最速で進んだとしても、メタトロンに挑戦するところで(続く)ってなりそうな予感が・・・・・・。正直な話、私は今のところ「理論鏡面アビリティ習得までのプロセス」にあまり興味がないので、正直とっとと習得してメタトロン大先生と戦ってほしいんですよ。心意技の習得は「自分の傷と向き合う」ということで、精神的な成長と結びつくからいいと思うんですけど、アビリティの習得はそういうのがないから、引っ張られても反応に困るというか何というか。

 
 ところで、アクセル・ワールド11巻の感想を上げた後に7巻を読みなおしたんだが、そこで「ウルフラム・サーベラス=災禍の鎧の生まれ代り」じゃないか説を考えついた。物理無効アビリティ発動時にバイザーがガシャッてなるのを見た時に、ハルユキの記憶がちくりと刺激されたらしいけど、7巻を読むと、クロム・ファルコンがディザスターになった瞬間にも同じことが起きてるんだよね。それに加えて、「ケルベロス=3つの人格がある」と考えた場合に、記憶をロックされた後のファルコン・記憶をロックされる前のファルコン・鎧の人格の3つが存在するんじゃないかと考えられるし、ブレインバースト・プログラム強制アンインストールで自分の傷(フランを守れなかったこと)が隠されてしまえば、人造メタルカラーななった事にも説明がつく。ハルユキが鎧を浄化したときに「今度は普通に対戦しような」みたいな事を言ったのが現実になったってことになるし。・・・・・・どうだろうか? 一度アンインストールされたものは二度と(ry っていうルールが有るけど、ハルユキの「災禍の鎧ともう一度対戦するんだ!」というイマジネーションがシステムをオーバーライドしたと考えれば・・・・・・無理があるかなあ?


【ソードアート・オンライン感想】

・ソードアート・オンライン9巻感想
・ソードアート・オンライン11巻感想

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ネタバレなしの媒体の話だけ
>アスナが「ボスモンスターを村内に引き込んで」
同人誌で作者が描いた「漫画」のエピソード。
全体を読めばそれなりに説明されてますが……

>《アインクラッド》を一階層から
最初に作者のHPに掲載されてから、削除された後
雑誌に掲載(電撃magagine)なので本にまとまるのは
結構先かも
現在2階層ボス討伐終了(削除済み)次は3層目との作者の言葉あり。
第1層ボス討伐戦はアニメの2話として使用されるので文庫で
追ってる人はそちらを先に見ることになる。

実際後追いだと全体を追っかけるのはかなり大変です。
tp|2012.07.13/12:01
ボスの件は、多分フロアボスではなくイベントボスだと思われます
-|2012.07.14/08:17
コメント返信
>tpさん

コメントありがとうございます。
同人誌……存在すら知りませんでした。
2層までしか掲載されていないということは、やはり次はアリシゼーションの可能性のほうが高いんですね。楽しみに待つことにします。

>名無しさん

1巻のグリームアイズの印象が強すぎてその可能性を忘れていました。指摘ありがとうございます。
ともはね|2012.07.17/13:49
WEB版SAO読んでた人はアクセル3巻の時に「心意だ!?え、アクセルでありなの!?」ってなりました
文庫組の人はやっぱり逆になりますよねーw
名無しさん|2012.07.20/09:16
コメント返信
>名無しさん

心意はAWが先で、SAOで出たのはファンサービスのようなものかと思っていたのですが、SAOが先だったのですか。
私は完全に文庫勢(電撃文庫マガジンも読んでない)なので、Web版読者・マガジン読者の方々が「え?」と思うような感想を書いてしまいますが、そこは大目に見てくださいm(_ _)m
ともはね|2012.07.29/20:16
ぷろぐれっしぶ
プログレッシブ編は
Saoとは違うシリーズですよ。
つまり、川原先生の著作には、アクセルワールドと、ソードアートオンラインと、ソードアートオンラインプログレッシブがあるそうです。
-|2012.12.22/13:13
今更ですが念のため補足。
アスナが村に引き込もうといっていたのは
フロアボスでもイベントボスでもなくフィールドボスです。
-|2013.04.18/19:11

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